DICTIONARY
用語集
DICTIONARY

用語集

スキーマ療法

スキーマ療法とは、認知行動療法の一種で、幼い頃形成されたスキーマ(自己イメージ、強固な信念など)に着目しそれを変えることで、パーソナリティ障害(人格障害とも)などの長期続き変えがたい行動やコミュニケーションのパターンを変えていこうとするアプローチである。

従来、認知行動療法は16~20週程度の短期で行われているが、その期間でうつ・不安など抱えている問題に対し十分な変化が起こらないタイプのクライアントがいた。精神分析的アプローチはより長期のじっくりとした治療でそうした人に対処していたが、治療者の熟練を要すること、クライアント側から見て分からないことが多いこと、適合するクライアントが多くはないこと、時間やお金がかかることなどが問題とされていた。

スキーマ療法はアメリカの心理学者ヤングによって開発され、そうした従来の問題をある程度解消し、またこれまで蓄積されてきた精神病理や人格障害などに関する知見も利用して、パーソナリティ障害の治療をよりアクセスしやすいものとしたと言える。

新着ページ