DICTIONARY
用語集
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双極性障害

双極性障害とは、気分障害の一つ。気分障害には、ほかに大うつ、軽うつ、気分変調症がある。

双極性障害では、そう(躁)状態とうつ状態を周期的に繰り返すが、いつもそうかうつであるというわけではなく、一定の期間気分が高揚した、または落ち込んだ「エピソード」を体験する。そうの場合1週間以上、うつの場合2週間以上継続した場合が診断の目安となる。

そうの状態にあるとき、本人は気が大きくなっていたり、また生産性も異常に高まるため、「病識」(自分の状態が、医学的専門的注意を要する状態であるということ)がないことが多いため治療や助けを得ることが少ない。作家などクリエイティブな仕事をする人に双極性障害は多いと言われているが、そうの時期を創作に使っている場合が多い。ただ、多大なエネルギーをそこで使ってしまうため、そうに続いてやがてうつの時期が来てしまい、何もできなくなったり、やる気がなくなったりする。

サラリーマンや学生などの場合も、一時期とても忙しかったりがんばりすぎたりした場合、その後うつの時期が来ることもあるが、双極性障害であるかどうかは、個別に判断するしかない。

双極性障害の場合、そうのときは治療の場や助けを得に来ることが少ないので、うつと誤診されている場合も少なくない。より正しい診断が下されるまで数年以上経過することも少なくない。うつ同様、投薬が有効であるが、心理療法を併用することによって自分の気分の変調がいつ来るか、どうやって予防する(軽くする)か、ストレスをどう軽減するかなどについて学ぶことができるので、心理療法も有効である。

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